2009年7月28日火曜日
美しい人
美しい人/NINE LIVES
2005年/アメリカ/114分
監督: ロドリゴ・ガルシア
出演: キャシー・ベイカー/エイミー・ブレネマン/エルピディア・カリーロ/グレン・クローズ/ダコタ・ファニング
どの短編にも時間の経過がキーとなっていた。薄れていく記憶に気がついたとき、戻れないあの時を思って泣いてしまう時がある。
だけど記憶は薄れても、感情は時間を経ても残るものだとこの映画を見て思った。(あーだからやっかいなんだよ!とも)
グレン・クローズとダコタ・ファニング扮する親子の最後のエピソードはじわっと心にくる映画の閉めにふさわしい暖かい作品でした。
2005年/アメリカ/114分
監督: ロドリゴ・ガルシア
出演: キャシー・ベイカー/エイミー・ブレネマン/エルピディア・カリーロ/グレン・クローズ/ダコタ・ファニング
どの短編にも時間の経過がキーとなっていた。薄れていく記憶に気がついたとき、戻れないあの時を思って泣いてしまう時がある。
だけど記憶は薄れても、感情は時間を経ても残るものだとこの映画を見て思った。(あーだからやっかいなんだよ!とも)
グレン・クローズとダコタ・ファニング扮する親子の最後のエピソードはじわっと心にくる映画の閉めにふさわしい暖かい作品でした。
2009年6月11日木曜日
囚われの人
ショート・カッツ/SHORT CUTS
1994年/アメリカ/
監督: ロバート・アルトマン
出演:アンディ・マクダウェル/ブルース・デイヴィソン/ジャック・レモン
題名通り、短いカットで何組もの夫婦や親子の日常がだた同時進行している様を描く群像劇。
私たちは常に自分を通してしか世界を見る事はできないのだけど、自分をも映画の中の一つのエピソードではないかと錯覚してしまうような不思議な感覚で途中からまるで白昼夢をみているかのような感覚にとらわれてしまった。
なんだか訳のわからぬまま、ただ終わる事の無い日常を生きている人々をハラハラしながら覗いているとあっという間に3時間がすぎてしまった。エンディングタイトルが流れ始め、意味深なジャズボーカル曲が流れて、やっと少しわかった気がした。
生きている以上、楽しく、嬉しいだけじゃない苦くて、辛くて、悲しい、この日常から逃げることは出来ない。人は皆、人生の囚われ人。
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